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  • 2021/01/21
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紀土 -KID- 大吟醸 R2BY 和歌山県海南市 平和酒造

みんなの投稿 (6)
Japanese Sake "Kido"
Daiginjo shu

Daiginjo: made from higly polished rice using special technic

2021/01/01 開栓
今年の正月用に用意した酒のうちの一本、元旦に開栓した。紀土はこれが初めてになる。

平和酒造というと2020末に発表されたIWC(インターナショナルワインチャレンジ、国際的なお酒のコンテストですね)のSake部門チャンピオンを「紀土 無量山 純米吟醸」が受賞したのが記憶に新しい。もちろん、コンテストで賞を取る酒が必ずしも美味しい、よい酒とは限らない。私の知っているコンテストでも、どう見ても地元の酒造で回しているとしか思えないような金賞履歴だったりするようなものがたくさんある(酒に限った話ではないですね、著者の話題性だけで選ばれる文学賞なども)。このIWCも、過去の受賞を見ると、ええ、こんな酒を選んだの? と言いたくなる銘柄も散見する。だがそれはそれとして、栄誉ではあるし、酒を選ぶひとつのきっかけにはなるだろう。

一般論として初めての日本酒を飲むときは、純米酒か、それでなくとも一番普通の、スタンダードなもの。あるいは看板商品を選ぶことがほとんどなのだが、今回選んだものはそれから外れる「大吟醸」になる。
お店の方のプッシュが素晴らしく、これを飲まなければと思わされてしまい、IWCチャンピオンの無量山でも、あるいは吟醸のつかない純米酒でもなく、この「紀土 大吟醸」を選ぶことになった。

大吟醸らしい、大吟醸と言える。らしい甘さ、らしい香り。アル添酒だが、アルコール辛さはまるで感じられない。まったくクセがない。嫌味がない。上品な干菓子を思わせる酒。甘さの質は特筆に値するだろう。これほど品の良い甘さを持つ日本酒も珍しい。和三盆糖。あるいは上品で控えめな甘さの白ワインか、ブドウのジュース。糖度の高い。すいすいと飲めてしまう。米を溶かした糖液。
一方で、個性はあまり感じられない。紀土というのはどういう酒か、今回初めて飲むということが大きいだろうが、この酒だけでは見えてこない。のどをさらりと通り抜けて、影を掴む前にさらさらとほどけて消えてしまう。あまりにも飲みやすく、品がよく甘い。大吟醸酒とはそういうものと言ってしまえば、それまでなのだが。

どういう酒が好きか。という好みの話になってしまうのでフェアではないが、私個人としては、もっと個性のある酒のほうが好きだ。これはおいしいし、飲みやすいが、顔が見えない。紀土ってどんなお酒だった? と語るのに、あまり言葉が出てこないのだ(フォローするようだが、そういう酒はほかにも山のようにある。それらと比較すればはるかに良質な酒であることは間違いない)。強いて言うなら、まったく嫌味がなく飲みやすく、甘く、おいしい。非常に贅沢な話だが、ここまで嫌味がないおいしさだと、菓子を作るのに使いたくなる。たとえば日本酒の琥珀を作るなら、これは間違いなくよいものができるだろう。

肴は元旦なのでおせちがメインだった。他のところでも書いたが、名古屋市中区の山猫軒さんのものが中心になる。
とくにどれがあう、どれがあわないというのはあまり無かった。強いて言うなら、魚卵系はあまりあわない。一番よくあったのは、金柑のコンポートを作る際、悪戯に少しだけ用意した中華風の味のもの。八角に肉桂を効かせたスパイシーな金柑。これが一番この酒にはよくあった。

開栓から数日おいて見たが、大きな変化はなかった。

ほかの紀土も試してみないと、紀土という酒を飲んだとは言えそうもないですね。まだ。

#お酒 #日本酒 #紀土 #和歌山の料理

オマケの註釈
あくまで私がこんなふうに解釈しているという程度のものなので、間違っていたらごめんなさい。

日本酒に詳しくない人のために大雑把に書いておくと、日本酒にはいくつかの規格が存在する。
まず純米か、そうでないか。純米とは名前のとおり米だけで作ったもの。逆に純米ではない方を説明したほうが早いので、純米でない酒はどういうものかというと、アルコールや糖類を添加して味の調整をした酒を指す。とくに大量生産する大手酒造が、あちこちで作った酒をブレンドして自社の酒として売る際など、水とともにこれらを足して味の均一化を図る。
こういうことをしていない、つまり味の均一化をせず、うちの酒造の味はこういうものですと出してくる酒が純米酒になる。
ちなみに「米だけの酒」と称するものがあるが、あれば要するに添加するアルコールや糖類を米の削りかすで作っているというだけで、純米酒ではない。もちろんこんな代物は法律的に「純米酒」と名乗れないので「米だけの酒」と自称しているに過ぎない。
さらに米をどこまで磨いたか(削ったか)によって、吟醸酒・大吟醸酒という規格がある。米を削り、芯の部分だけで作ると吟醸香という特有の香りが生まれ、また上質な酒ができるが、当たり前のこととして削れば削るほどコストはかさむ。さらには削った米を醸すには高度な技術が求められる。
吟醸酒・大吟醸酒の場合の純米かそうでないかは、上記の純米/非純米とは事情がだいぶ異なる。アルコールを添加することで、この吟醸香をよく引き出すことができ、また味も丸くなるという。加水することでややもすれば強くなりすぎた味を調整することもできる。そのためにアルコールを添加したものが、純米のつかない吟醸酒・大吟醸酒となる(アル添などと呼ばれることもある)。
今回買ったのはこの(アル添をした)大吟醸酒ということになる。
Yossarianさん✨こんばんは😃🌃
紀土KID🍶だぁ😋
わたくし、和歌山でして紀土🍶は何度も買って飲んでます🎵
これは、初めて見ました👀
色々ありますよね✨
Yossarian から びせん
こんにちは😃

和歌山なんですね。学生時代に合宿で何度か訪れたことがあります。いただいた茶粥がとても美味しくて、また行きたいなぁと常々思っておりました🍵

紀土、今回が初めてでした。よく名前を聞いて気になっていたんですが、なかなか縁が無くて…紀土に限らずもっと幅を広くしたいなぁ、と思っております。

これは酒屋さんに猛プッシュされた大吟醸です。
「このクラスの大吟醸がこんな安く手に入ることはほかの酒造ならありえないよ! コンテストものだよ!」と言われて、それはもう飲むしかないよね、と。

さすがとしか言いようのない上質な甘さにすっきりとした味でした。私個人はもっとクセや個性がある方が好きですが、品のよさ、飲みやすさ、飲んで「いいものを飲んだ」と思えることにおいては、極上のひとつと思います🍶

紀土、たくさん飲まれているんですね。
私も今度また別の紀土を試してみたいと思っております。

コメントありがとうございました😊
ビールも作ってるんだ‼️🍺
これは気になりますね。
仙禽のナチュールは、たぶんですが飲んでないですね。かぶとむし、あとはモダンとクラシックあたりか。

花酵母というと積善が非常に好きなので気になります。積善は、それこそ個性もクセもアラもあるお酒ですが、あれは花酵母ならではなのかな? とずっと疑問に思ってました。

最近多少幅を広げられてきましたが、日本酒は東日本のもの中心に飲んできてまして、とくに北陸と新潟ですが、愛知より西はあまり履歴がないんですよね。以前は、有名どこで獺祭くらいでした。

最近は東西問わずいろいろなところでよい日本酒が生まれていますね。
教えていただいたお酒、また探してみます。積み酒も飲んでしまわねば…🍶
おはようございます😊
私、海南市生まれです^ ^
何だか嬉しいです
平和酒造さん、黒牛、中野酒造^ ^
沢山良い酒蔵があります♪
Yossarian から Na'm (山田 奈味) Instagram *nami.081
こんにちは😃

お酒造りが盛んな土地なんですね。
黒牛、名前は見るのですが、これもまだ口にしたことがないですね…ムムム。飲みたいお酒が増えていく。干支で注目されてそう🐃
コロナが落ち着いたら、酒どころ巡りもしてみたいと思っています🍶

コメントありがとうございました😊
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