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手料理
  • 2021/03/24
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栗蟹🌰🦀

参考にしたレシピ
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Steamed Hair Crabs

クリカニ。数年前からちらほら見かけるようになった。毛蟹にごく近い仲間で、やや殻の色が白っぽく小ぶり。ミソが濃厚なのは共通している。毛蟹よりはるかに安いので、ウチではジェネリック毛蟹として活用している。
ちなみに今日のは一杯300円だった。もちろん生きている。ずっしり重いしすばらしい。

蟹やナマコはできるだけ生きたものを買うことにしている。本当は海老もそうしたいのだが、こちらは常にというのはなかなか難しい。
海外の方には怒られてしまいそうだが、死んだ生を調理するより生きたまま蒸す、茹でる方がおいしくしあがる気がするのだ。
今日のものはとくに元気がよい。流水であらってやると抗議するように手足をモジモジさせる。もっとも元気が良過ぎても、脚を自切してしまうので氷にのせてしばらく暗い場所におく。
こうした調理をしていると、やはり殺生というものを意識する。もちろん、自分が手を下したかそうでないかの差だけで、パック詰めされた肉でも本来同じなのだが。

昨年末に身近な死と対面する機会があった。あの時期はもちろん、今も思い出すと、目の前の皿がどうしても死体に見えてしまう。肉も魚も、この手で捌いたカニも、あるいは植物もキノコも。みな死体だ。私は死体をナイフで切り分け、焦がし、ソースをかけて、うまいなどとのたまわっている。
だがそれでも舌は美味と感じ、次のひと口を焼き焦がす。不思議なもので、目の前のものを死体と認識しながら、どうしてもそれはおいしいのだ。
だから私はビーガンなどにはならないのだろう。一生。

#晩ご飯 #蒸し物 #煮物 #カニ #クリガニ #和食
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